お金と紙の要らない大学受験

予備校講師をしていました。今までに参考書を300冊くらい見てきたので、優れた参考書を見つけ、選ぶのが特技です。お金の要らない受験・紙を持たない受験を可能な限り目指してます。

パンフレットで表現することが難しいと思った④つの理由

僕は今仕事でパンフレットの作成をしている。

だが、文字やコピー、レイアウトやデザイン。

すべてにおいて本当に難しいなと感じる。

 

なぜだろう?ちょっと考えてみた。

 

  1. パンフレットが難しい理由①ーブログと混同していたから
  2. パンフレットが難しい理由②ー作り手と依頼人のアイデアが異なるから
  3. パンフレットが難しい理由③ー主観が思いっきり入るから
  4. パンフレットが難しい理由④ー練習が足りないから

 

 

 

パンフレットが難しい理由①ーブログと混同していたから

 

今回パンフレット作製を頼まれるのは初めてのことだった。

今までブログ作成をしていた僕は、「文章で表現するものだから、ブログと同じっしょ!いけるいける!」と思っていた。

 

だけど、全然違った。

 

パンフレットは文字を読むものだと思っていたのだけれど、どうもそれだけではないらしい。

 

他の人の意見として多くあったのが、「パンフレットは、流し読みをしていて気になったところだけを読む」というものだった。

 

僕の考えとは違っていた。

 

僕はブログのように文字だけで極力伝えようと、うわー!!と書いていたのだが、「伝わらない」と言われた。


その時は「え!いい文章ジャン!」なんて思っていたのだが、その次の日に見返してみると確かに「うーん。ちょっと違うか」と思えた・・・。嫌だったけど。

 

パンフレットの場合、写真や文字数、見開きで見やすいレイアウトなど、たくさんの表現の仕方が関わるため、いつも僕が作っているブログとは大きく異なるのだと気付いた。

 

だけど、今でもしっかりとその違いを認識できているわけではないと思う。まだ時間がかかりそう。あと1年ぐらい。

 

 

パンフレットが難しい理由②ー作り手と依頼人のアイデアが異なるから

 

今回の場合、作り手が僕で依頼人が経営者の方だった。

「その方の事業についてしっかり聞かないと良いものが作れない!」と思って始めはめっちゃ聞きまくっていた。

 

で、できるだけその思いが伝えられるよう、僕が得意と自負しているキャッチコピーや文章力を活かして書いていた。が、ちょっと依頼人の意図と合わない時があるみたい。

 

「うーん。ちょっと違う!これはこうこうこうで・・・。」

 

「そうなのかー!!!気付かなかった。」

っていうのもあるし、逆に

「いやいや!それじゃ読んでもらっても理解されないと思いますよ!」

と思ってしまう時もある。

 

特にキャッチコピーに関しては勉強した分自負があるため、余計思ってしまうのだ。

 

でも、依頼人と僕でお互い言い合えないのが一番嫌だから、絶対この言い合える感じが良いと思っている。

言い合っても良いもの作りたいもん。


でも言い合いが嫌だなと思うときもやっぱある。笑

 

パンフレットが難しい理由③ー主観が思いっきり入るから

 

ほんっと自分でも驚くぐらい主観が入ってしまう。

なんか怖い。

 

だから、自分の文章を読んでても「え!めっちゃいいじゃん!」としか思えない。そんな時に「わかりづらい」とか否定的な意見をもらうと「でもでも!」ってなってしまう。

 

そして落ち込む。

 

で、ねーちゃんに「客観視する方法おすえて」って聞いたらアドバイス帰ってきた。

 

・時間をおく。1日ぐらい

・自分にメールする

 

2つめが画期的で驚いた。すげーなねーちゃん。ま、俺があほなだけってのもあるけど。

 

で、あと自分自身で思いついた客観視の方法は、以下。

 

・他のパンフレットを見る

・数値的に分析してみる

 

こんだけ。で、最初のやつは特に何を比較するか決めて読むとわかりやすかったかも。

 

文章だけに焦点を当てて自分のと交互に読んでみるとか、そんな感じ。

 

で、次のやつは文章が誰に向けて書かれてあるのかだけを意識して読んでみたときに発見できたこと。

 

パンフレットってどこか抽象的で、「なんかつまんねーな」って思いながら読んでた。

でも、それは客観的情報を与えたいからそうなってるのかもと思えた。

 

例えばこんな文章。

 

〇〇では、生徒さん一人ひとりの学力に合わせた授業をすることが合格への近道だと考えています。

集団授業では、生徒さん全員が同じ計画に沿って、同じ内容の授業を受けることになり、しかも、質問したいときにできないという欠点があります。

 

 

「こんなん誰でも知ってるわ!!!どこがどう違うねん!他の塾と!」って思う。

だけど、僕が思う良いパンフだと、主観的と客観的がうまく織り交ざってる感じがする。

 

客観的文章

〇〇では、個別指導を行いうんたらかんたら。プロの先生がうんたらかんたら。

 

主観的文章

1つ!スマホを持って勉強する奴はだめだ!絶対受からない!

1つ!部屋をきれいにできないやつも受からない!今すぐ片づけろ!

 

 

こんな感じ。なんかこういう変わったパンフを見ると、ちょっとわくわくする。代表の人めちゃ怪しいけど。笑

 

主観が入るのも、面白いなと思う。だから、映画とか楽しめるんだろうな。客観的に見たら只の光の反射だもんね。あんなの。

 

主観と感情移入かのー。あ、ちなみに主観と客観の言葉の意味についてはまだしっかり認識できていません。爆

 

パンフレットが難しい理由④ー練習が足りないから

 

もうほんとこれだと思う。

だから「もっともっと!」っていっつも思う。

 

だけど、楽しい。やってて面白い仕事だと思う。のめりこみそう。

集中して何かをしてて、1分前の自分より少し進歩したのが分かると、「やった」って思う。これが好き。

 

今は、ひたすら書いていたいし、勉強もしたい。

 

まだ見ぬ誰かにそれを届けたいし、それで何か希望のきっかけになればいいなって思う。

 

だから、この記事も書いてみた。なんとなく、書きたかったから。

 

まとめ

 

うーん。パンフ作成は、めんどくさいし嫌だなと思うときもあるけれど、楽しい。

 

もっともっといいもの作りたい。表現できるようになりたい。

 

よっし!またやるぞー!!!