お金と紙の要らない大学受験

予備校講師をしていました。今までに参考書を300冊くらい見てきたので、優れた参考書を見つけ、選ぶのが特技です。お金の要らない受験・紙を持たない受験を可能な限り目指してます。

絶対に誰でも出来る負の感情を無くす方法

結論から言う。負の感情を無くしたいなら以下の全てを試して欲しい。

 

・ご飯を食べる

・寝る

・動く

・太陽を浴びる

・田舎に行く

 

これでおおよその負の感情は消える。負の感情なんて脳内の物資による現象なのだから、その脳内物質が出ないようにすれば良いのである。

 

では、以下にそれぞれの説明をしていく。

※この方法は「一生恨んでも恨みきれない人がいる」などのとてつもなく大きな負の感情を消す方法ではありません。

 

 

まずは効果効能を。

 

 

こんな負の感情に効果がある

 

・脳内を回り続ける負の感情

・友人に対する嫉妬

・もっとこの人にこうなってほしいのに!といった感情

・失恋による悲しみ

・仕事が上手く行かなかった時の落ち込み

 

などなど

 

 

一時期負の感情を魂から消す方法を試したが上手く行かなかった。瞑想、反応の仕方を変えるなどだ。どうやら私はブッダにはなれないらしい。

 

ということで、現実的に誰でも出来る方法が以下だ。負の感情はこれで消える。

 

 

ご飯を食べる

 

そもそもお腹が減っていてイライラしている、落ち込みがずっと続くということがある。

 

私で言えば、さっきイライラしていた。「あいつもっとこうなれよ!」と思っていた。睡眠はしっかりとれた。だが、その状態になった時朝からご飯を食べていないことにきづいた。

 

そして、いまご飯を食べた。その感情は無くなった。

 

私の体を観察する限り、脳内にエネルギーが不足していると、こういった負の感情が出てきやすくなる。なので、ご飯を食べるは効果的だ。

 

「あと少しで食事だからそれまで我慢しよう!」

こんな場合は少しでも良いから何かを食べよう。カロリーメイトや菓子パンがおすすめだ。なぜなら、その”あと少し”が30分や1時間になることはざらにあるからだ。その間、不快な気持ちを感じるよりは100円ぐらいお金を出して食べたほうが人生にとって良い。

 

 

寝る

 

睡眠時間が不足していることが理由で、負の感情に繋がっているケースがある。 

 

受験生時代に5時間睡眠で勉強を続けていた期間があった。そんな時、よく皮肉を言う友達の発言が許せず、ケンカになったことがあった。その期間を過ぎたら、そんな言葉に何も思わなくなった。

 

負の感情にも沸点がある。その沸点は通常であれば100℃なのに、睡眠不足だと60℃に下がる。

 

自分に必要な睡眠時間が1日7時間ならば、そのぐらい寝れてない日は沸点が下がっていると思って行動したほうが良い。原因が分かれば、対処が出来る。

 

ある本で読んだが、睡眠は3日間でカウントするらしい。ある人の平均睡眠時間が7時間だとすると、

 

1日目:10時間

2日目:3時間

3日目:5時間

 

だった時、3日間で6時間となるため、3時間不足している。この場合は、4日目には10時間寝ないと通常の負の感情の沸点にはならないということだ。

 

 

動く

 

ずっと寝転がっている状態の時に、負の感情が頭をめぐることがある。

 

睡眠時間も足りており、「もう全く100%眠くない」という状態の時は、起き上がり動くだけで負の感情は無くなる。

 

人間の”立つ”という行為が、負の感情を排除しやる気につなげてくれる効果があるのだ。

 

 

太陽を浴びる

 

暗い部屋にこもりっぱなしだと、負の感情が起きやすい。

 

太陽は脳内に快感情の物質、セロトニンを分泌させるためのスイッチである。電気のスイッチをいれるように、太陽を浴びることで快感情のスイッチを入れよう。

 

 

セロトニンは、ノルアドレナリンドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質で、セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、暴力的(キレる)になったり、うつ病を発症すると言われています。

 

快適.Lifeより

 

田舎に行く

 

上記全てを試しても負の感情がうごめく時は、田舎に行こう。駅乗降者数が1日10,000人以下で、駅から見た時に、自然が視界に70%広がるところが良い。

 

なぜ田舎に行くことが良いのか。以下に都会との比較から理由を述べる。

 

まず、都会は競っている人が多い。それがあなたの負の感情に繋がっている。

 

オシャレな人は多く、歩くスピードは速く、人も多い。

 

皆、何かしらを24時間競っている事になる。24時間競争なんて、耐えられるわけがない。弓を緩める時間が、起きている時間の中で必要なのだ。

 

次に、田舎には自然がある。自然は確実にあなたの心を癒やしてくれる。

 

森林浴の効果は、”フィトンチッド”という物質で科学的に証明されている。(1930年 ロシアのトーキン博士による)

 

自律神経が安定し、活力が増す。海にも海藻があるので、この効果が見込める。

 

 

田舎に行くことで、ストレスを解消する。すると、負の感情が無くなる。

 

 

負の感情を無くす手順

 

手順はこうだ。

 

1,脳内に負の感情が来たことを認識する

2,上記田舎に行く以外のいずれかを試す

3,それでも解決しない時は田舎に行く

 

 

この、脳内に負の感情が来たことを認識するのが一番重要だ。たいてい負の感情が襲っている時は、相手に原因があると思うため、自分の中に原因が無いと人は思う。

 

だから、まずは負の感情が来ている事を認識しよう。

 

なんかイライラするなと思ったら、すぐに2,3の手順を踏もう。

 

 

 

最後に

 

負の感情を抱いている時間は、人生に少なければ少ないほど良いと考えている。多くの場合、負の感情を無くすことは、それほど難しいことではない。原因が大方決まっているからだ。

 

 

皆さんの人生に、負の感情を抱く時間が少なくれば良いなと、心から思う。