きれいなものは壊しづらい。破壊と創造
ものすごく完成度の高いものを見ると、細部にまでこだわりが宿っている。
だがゆえに、それを破壊しづらい。
「こんな風に作られているということは、何か意図があるのだろう」
と思う。
例えば、教室にある机と椅子。
ある日、配置が変わっていた。
ものすごくきれいな並べ方。だけど、使いづらい。
間から自分の席へ移動しづらい。
そんな時、
「こういう風に並べられているということは、何か意図があるのだろう」
と思う。
使いづらいという不満を、心に隠す。
だけど、破壊と創造は繰り返す。
破壊を止めれば、新たな創造は生まれない。
破壊は、新たなものを生み出してくれる創造の海。
破壊も、悪くない。
その時は落ち込むけど。