3つの変わった質問で自分の得意なことを見つける方法
「得意なことは何ですか?」と聞かれて、答えることができない人は多いと思う。
目次
- 自分の得意なこと1-得意とは
- 自分の得意なこと2-自分の得意の探し方・見つけ方
- 自分の得意なこと3-得意にする・伸ばす方法
- 自分の得意なこと4-得意が生まれるプロセス
- まとめと得意見つかーるフォーマット
自分の得意なこと1-得意とは
最も手慣れていて自信があり、じょうずであること。また、そ
のさま。
とのこと。
でも僕が何十年間生きてきて学んだことは少し異なる。
得意という言葉の定義は、以下だ。
最近よく交際している人3人~10人の中で自分が一番その事柄について知識と経験を持っていること
例えば、僕なんかでいうとこんな感じ。
僕の定義で大事なポイントは、比較対象が周囲の身近な人であるところ。
「得意ですか?」と聞かれて困る人は、得意という言葉のハードルが高いイメージがある。
現に僕もそうだった。得意って、日本中の人との比較だと思っていた。
だけど、そうじゃなくても良いみたい。
得意っていうのは、
その能力を使えば身近な人にプラスの影響を与えれるもの
と言うこともできる。
だから、それがすごく些細な、プラス1にしかならないようなことでも、それは得意だと思う。
僕の中では、皿洗いとかもそう。とりあえず早く綺麗にできるから、よく喜ばれる。
だってあんだけ居酒屋で何千枚も洗ってきたから・・・。
参考文献としては、この「バリューラインーライフハッカー」の記事なんかも良い。
この記事は、得意はあるラインを超えると、お金を生み出すということを言っている。
でも僕が言うのは、お金を稼げないものも入る。
定義が定まったところで、次は自分の得意の見つけ方・探し方に移ろう。
自分の得意なこと2-自分の得意の探し方・見つけ方
主に以下が探し方になる。すべて実体験に基づく。
※思い出すときは時系列にすると思い出しやすい。最下にフォーマットを用意しておく。
- 過去に誰かから褒められたことを思い出す
- その能力を使ったときに良い反応を得られたことを思い出す
- 周りの友達と接していて「あれ?なんで出来ないんだろう?」と思ったことを思い出す
- 嫌いなことを思い出すー嫌いが得意に変わる
- 好きでもないのに続けていたことを思い出す
過去に誰かから褒められたことを思い出すとその能力を使ったときに良い反応を得られたことを思い出す
まずはじめに、さっきの定義を思い出してほしい。
- 最近よく交際している人3人~10人の中で自分が一番その事柄について知識と経験を持っていること
- その能力を使えば身近な人にプラスの影響を与えれるもの
の2つだった。
つまり、これが当てはまっていれば必ず過去に誰かから褒められたことがあるはずだ。
また、「その能力を使ったときに良い反応を得られたことを思い出す」もこれにあたる。
僕の場合は、ウェブ系の知識において周りの人よりも詳しい。また、プラスの影響を与えれる。
そういうことを知っている人から、仕事を依頼された。
というのも、周りの仕事仲間の人たちは40歳以上の人が多いので、必然的にそうなるのだ。
年齢差があればあるほど、あなたの能力が得意に変わることも大いにありうる。
だから、褒められたし、良い反応も得られた。よって、これら2つの自分への質問は得意の見つけ方として合っている。
周りの友達と接していて「あれ?なんで出来ないんだろう?」と思ったことを思い出す
これは、僕でいうところの「作文」だ。
このブログ記事の作成に生かされている。
この得意に気付いたのは、小学生の時だった。
周りの子が「何を書けばいいかわかりませんー!」と先生に言う中、もくもくと書き、「なんで書けないんだろう?変だな」と周りの子に対して思っていた。
その時から、上手い下手は別にして書くということに興味があった。
だけど、別に大好きという感覚はない。
とりあえず書いていても”苦痛はない”という感じだ。
これも得意の1つだと言える。
嫌いなことを思い出すー嫌いが得意に変わる
意外にも嫌いなことが得意に変わることが多い。
僕は中学生の時生徒会に所属していた。
だけど、人前で話すことが大嫌いだった。
会議のような場に表に立たされることが月に1度必ずあり、その前には必ずおなかが痛くなっていた。
本当に本当に嫌いだった。「将来こんなことをせずに済む仕事をしてやるんだ!」と本気で思っていた。
だが、大学のサークル活動をきっかけに人前で話す機会が増え、今となっては教育関係の仕事で人前で話す仕事をしている。
好きでもないが、良く周りから褒めてもらえる。本当に大嫌いだったのに、意外だ。
ただ、これは好きな分野かどうかというのも関係しているらしい。
図書員会で話す内容が、僕の好きな話題というよりは機械的な発言を求められた。
決まっているセリフを言うだけのものだ。
だが、大学のサークルでの発言は好きなテーマに関して話せるし、また聞いてくれる人も多かった。
だから、そのジャンルや発言の内容がどういうものであるかも大切である。
生徒会での人前での話 | サークルでの人前での話 | |
話す内容 | 決まっている。機械的 | 自作。自由 |
好きでもないのに続けていたことを思い出す
長距離走。僕にとってはまさしくこれが好きでもないのに続けていたことだ。
父がトレーニングで走っていた。犬と一緒に。
で、誘われて断るのもなんかしのびなかったので一緒に走っていた。
それが定期的にあった。好きでもないし嫌いでもないからなんとなく続けていた。
学校でマラソン大会があった。
全校で6位になった。
正直、父と走っているとき走りが速くなりたいなんて思ったことも無かった。
だけど、なんとなく速くなっていた。
たぶん、呼吸の仕方とかリズムとかが勝手に身についていたんだと思う。
だから、そういったことも得意になるケースがある。
自分の得意なこと3-得意にする・伸ばす方法
得意にする方法が一つあるとすれば、それは続けること。
続けることを考えると、結構難しくなる。
そのことについて好きであるほうが好ましい。そうなれば最強だ。
だけど、別にそのことについて嫌いじゃなければ僕は続けられた。
続ける→評価される(褒められる。はてぶでいうはてぶスター)→続ける→評価される
というサイクルが生まれれば、問題ない。
だけど、その間にあれもやりたい、これもやりたいが生まれてくる。
だから、続けることは難しい。
自分のその「あれもやりたい、これもやりたい」の誘惑に勝つことが難しい。
それを防ぐには、情報を仕入れないことが良い方法だ。
ガンジーのように、情報を仕入れない日を作るのも効果的。
本も読まないし、ネットもあまり見ない。自分の関心ごと以外は。
彼女がいて浮気してしまう人は、他の女性を視界に入れるから浮気するのだ。
見るという行為は、自分で選べる。だから、見なければ良い。
つまり、情報を入れなければ良いのだ。それが誘惑に負けず、続けるためのコツ。
もし魅力のある情報が入ってきたときは、それに気づき、「いや。やめておこう」と自分に言うことが効果的だ。
受験でいうと、志望校を30日かけて決めた。だけど、他の友達に聞いたら〇〇大学も良いらしい。自分で調べると、本当に良さそうだと気付く。そして、志望校を変えて今までの勉強が無駄になる部分が出てくる。
これが、誘惑の怖さだ。あなたの得意が消えるきっかけになってしまう。
自分の得意なこと4-得意が生まれるプロセス
得意が生まれるプロセスがある。それは以下だ。
きっかけ(関心、誰かからの誘い)→実行(感情はどうでもよい)→継続→得意の成長
例えば、僕がテレビゲームが得意になったきっかけは、知り合いのお兄ちゃんがゲームをしている姿を見たことだった。
めちゃめちゃ面白そうと思えた。だから始めた。
実際やってみて楽しかったから、10年やり続けた。もちろん、どんどん得意になっていった。
テレビゲームだから得意の定義があいまいだけど。
長距離走の場合は、上述したように父からの誘いだった。
そして、別に感情はなにもなく続けていた。約6か月だ。
すると、全校6位の成績となった。得意が成長した。
ちなみにNZに留学に行き走った時もそのぐらいだった。
うれしかった。
まとめ
得意なことが分かると、人生が思いっ切り豊かになる。
それが仕事であっても、勉強であっても、それに費やす時間が苦じゃなくなるから。
それは、人生を豊かにすることと同義だと思う。
だから、この記事を共有しあなたの役に立てたらなと思う。